環境設定1.Apache HTTP Server


「PHPの動作環境」にて説明したとおり、当サイトはApache HTTP Serverを使用しており、当然のごとくmod_phpにてPHPを動かしています。ですので、当サイトではApache HTTP Serverとmod_phpの組み合わせのみ、ただひたすら説明していきます。


Apache HTTP Serverとは?


世界でもっとも広く使われているWebサーバソフトウェア、それがApacheです。商用から自宅サーバまで、対応能力の深い仕様となっています。
開発はApacheソフトウェア財団が行っており、Apacheライセンスのもとでソースコードが公開されている、オープンソース・ソフトウェアです。

■Apacheの歴史
1995年、当時のWebサーバソフトウェアは欧州原子核研究機構(CERN)開発の「CERN HTTPd」と、米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)開発の「NCSA HTTPd」の2種類がありました。「NCSA HTTPd」は初めてCGIを採り入れ、普及していましたが、その後は放置されてしまいました。
そこで有志が改良とサポートを行うためのグループを作り、自分たちをApache Groupと名付けました。しかし、彼等もその後プロジェクトに興味を失ってしまい、再度放置されました。
1999年にユーザーの一人だったBrian Behlendorf氏。彼が自分のサーバに、ユーザーのためのメーリングリストを立ち上げました。これが現在のApacheソフトウェア財団の母体です。このメーリングリストをきっかけに、Apacheは本格的な発展をしていくことになりました。
ただし、現在のApacheのソースコードはApacheソフトウェア財団によって完全に書き換えられており、原型である「NCSA HTTPd」のコードは残ることはありませんでした。

■Apacheのバージョン
  • Apache 1.3系
    安定性の高いバージョンです。すでにバージョン改訂はなく、セキュリティ関係の修正パッチだけ随時サポートされています。
  • Apache 2.0系
    安定性と機能拡張を兼ね備えたバージョンです。ですが、今はもう重大な修正のみのサポートとなっています。
  • Apache 2.2系
    最新機能を豊富に組み込んだバージョンです。Apacheソフトウェア財団としては、このバージョンへの移行を推奨しています。

Apache HTTP Serverのダウンロード


まずは「Apache公式ホームページ」からApacheをダウンロードです。現行バージョンでは最新評価版「2.3.5」があるのですが、今回は安定版である「2.2.15」を使用。


左サイドバーの「from a mirror」を選び、「2.2.15」を選択します。


Windows対応のBinaryファイル、「httpd-2.2.15-win32-x86-openssl-0.9.8m-r2.msi」をクリックし、ダウンロード。

Apache HTTP Serverのインストール


ダウンロードした「httpd-2.2.15-win32-x86-openssl-0.9.8m-r2.msi」ファイルを実行して、実行して、ガンガン「next」をクリックします。


「Next」をクリック。


使用許諾契約書に同意するか否か、です。ソフトウェアを利用するので、「I accept the terms in the license agreement」にチェックしましょう。


ソフトウェアにありがちな、「はじめに」って感じの読み物です。英語を読める人、読むだけの時間のある人はぜひ読みましょう。


Web Serverの基本事項の入力です。
  • Network Domain
    ネットワークのドメイン名。個人PCに入れるだけなら、何でも良し。
  • Server Name
    サーバ名。個人PCなら、「localhost」が普通。
  • administrator's Email Address
    管理者のメアド。個人PC内のみなら、不要。
  • Install Apache HTTP Server 2.2 programs and shortcut for:
    使用するポート番号。HTTPの80で問題なし。
   

標準インストール「Typical」を選択、「Next」へ。


インストール先のフォルダの選択です。デフォルトですと、「Program File」へブチ込まれますが、「Program File」のようにスペースをもつフォルダがあると、不具合が起こるケースが報告されています。ですんで、ボク的には「Change」を選んで「C:/」の直下に入れることを推奨。


こんな感じに、「C:/」直下を選択します。


うまく「C:/」直下にフォルダが生成されることを確認します。


これまでの流れで、インストール設定は終了。「Install」をクリックして、インストールを実行させます。

Apache HTTP Server、動作の確認


インストールが終了したら、ブラウザでWebサーバの動きを確認しておきましょう。URLに「http://localhost」と入れてみて、「It Works!」と表示されれば正常です。



※「http://localhost」は、Server Nameに「localhost」を指定した場合です。もし「www」とか別の名前を当てていたら、そのServer Nameを記入する必要があります。